耳田




1. 兆 (きざし) [INSIGHT]

Q:「何かが変わる、新しい何かが始まる」を覚えた瞬間、ムーブメント、あるいは音楽作品。

A:原口沙輔、そしてCDs。彼らが提示した一連の作品、そしてライブ映像に触れた時。




2. 韻 (のこる) [ENERGY]

Q:熱量だったり一体感などに、心底圧倒された 2025 年の現場光景。

A:Blood Orange の 2025 年ツアー・ベルリン公演。




3. 拓 (ひらく) [PERSPECTIVE]

Q:年間を通して出会ったあらゆる表現の中で、視野を広げてくれたり、良き刺激もらったもの。

A:ベンラトリフ著『Run the Song: Writing About Running About Listening』
米国のドラマ『The Rehearsal』シーズン 2
日本のドラマ『コントが始まる』





4. 伴 (あいぼ) [TOOL]

Q:ハードな現場、日常、執筆など支えてくれたり、「一緒に戦ったな」と思う2025年の「相棒」。

A:TBS CROSS DIG の動画番組『Page Turners』。



5. 芯 (どだい) [CONTINUITY]

Q:時代の激流の中で、これだけは守り抜いた「自分なりのルーティン」。

A:「ひとまず、これで。どうしてもダメなら、その時にまた考えればよい」と自分に言い聞かせること。








一年の余韻を胸に、私たちは2025年の足跡を振り返ります。本プロジェクト『Traces』には、国境や言語を越え、アジアを横断する音楽家とその歩みを支える共鳴者たち、総勢30名超が集結しました。

5つの漢字に託された、私たちが大切にしてきたもの。
個々の記憶に深く宿るぬくもりをアーカイブし、リスナーや読者へと届けていく。

The Artists:
「響、景、航、触、律」

The Pro-Voices:
「兆、韻、拓、伴、芯」

正解のない、不安な時代だからこそ。
この言葉たちが、小さくともしなやかな「可能性」の種となることを願って。
分断を越え、新しい時代の「輪郭」を、共に手繰り寄せるように。


Curation:Zing
Edit:neciak
Design:10000





耳田

音楽書の企画者・翻訳者、ポッドキャスト「読音」主宰。

音楽書を起点に、音楽・文化・個人の経験のあいだにある関係を探究している。




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