ASA-CHANG
1. 響 (ひびき) [SOUND]
Q:2025 年、世界のノイズに塗りつぶされることなく、心に深く、静かに突き刺さった「音」。A:豊かな余韻〜
重厚な音圧〜
研ぎ澄まされた演奏術〜
僕はそこから遠ざかりたい。
愚直でもいいから自分の勝ち取った手法で、聴き手の胸ぐらを掴むんだ!
2. 景 (ひかり) [MOMENT]
Q:誰かと、あるいは自分自身と「繋がった」と感じた 2025 年のライブ光景。A:ベネツィアで観た聴いた Fennesz (クリスチャン・フェネス) のライブは忘れられない。
往年と同じ音!同じ景色!
時代とともに変わればよい訳じゃないんだと、突きつけられた。
3. 航 (わたる) [FICTION]
Q:年間を通して、創作の糧、あるいはメンタリティ座標となった作品。A:泉鏡花の『草迷宮』の序文にヤラれた。
文が文字が、戸愚呂(とぐろ)を巻いている!
ブン廻された〜
4. 触 (ふれる) [MATTER]
Q:制作や日常生活に温かさを与えてくれて、身体の一部のように馴染んだ「モノ」。A:数年前まではベレー帽を日々愛用していたが、今は作業用八角帽を被っている。
昭和の町工場の工員?職人?の正装スタイルだ。
そういう高尚でないアイテムのもつ「馴染み」にワクワクしてしまう。
5. 律 (リズム) [CONTINUITY]
Q:激しく動く時代の中で、変えずに続けてきた「自分だけの儀式」。A:海外から招聘されての演奏が多い2025年だった。
春にはデンマーク、スウェーデン、ノルウェー。
秋にはイタリアはベネツィア。
どこの国でも、ASA-CHANG&巡礼の儀式めいたライブスタイル(僕は観客に背を向けている)を、問題なく行えた事。
しかし…
問題ある(重度のマシントラブル)の中での修羅場のようなライブ(オランダのユトレヒト)が伝説化して知れ渡り、2025年の海外公演に繋がったのは、悲喜交交という他ない。
一年の余韻を胸に、私たちは2025年の足跡を振り返ります。本プロジェクト『Traces』には、国境や言語を越え、アジアを横断する音楽家とその歩みを支える共鳴者たち、総勢30名超が集結しました。
5つの漢字に託された、私たちが大切にしてきたもの。
個々の記憶に深く宿るぬくもりをアーカイブし、リスナーや読者へと届けていく。
The Artists:
「響、景、航、触、律」
The Pro-Voices:
「兆、韻、拓、伴、芯」
正解のない、不安な時代だからこそ。
この言葉たちが、小さくともしなやかな「可能性」の種となることを願って。
分断を越え、新しい時代の「輪郭」を、共に手繰り寄せるように。
5つの漢字に託された、私たちが大切にしてきたもの。
個々の記憶に深く宿るぬくもりをアーカイブし、リスナーや読者へと届けていく。
The Artists:
「響、景、航、触、律」
The Pro-Voices:
「兆、韻、拓、伴、芯」
正解のない、不安な時代だからこそ。
この言葉たちが、小さくともしなやかな「可能性」の種となることを願って。
分断を越え、新しい時代の「輪郭」を、共に手繰り寄せるように。
Curation:Zing
Edit:neciak
Design:10000
Edit:neciak
Design:10000
1963 年 7 月 4 日生まれ。福島県いわき市出身のパーカッショニスト/タブラボンゴ奏者。20 代前半はファッション誌『CUTiE』『Olive』や、小泉今日子らを手がけるヘアメイク・アーティストとして活躍。
85 年に東京スカパラダイスオーケストラを創設しバンドマスターとして89 年にデビュー。93 年の脱退後はフリーランスで活動を開始し 98 年に「ASA-CHANG&巡礼」を始動。インド・アジア系打楽器から玩具類、ガラクタ、シンセ音などを用いた楽曲にアプローチする彼独特のプレイスタイルを確立し、さまざまな音を散りばめポップとアバンギャルドを軽々と行き来する様々な活動は多くの注目を集めた。2ndアルバム「花」に代表されるような声を歌ではなく音として使った独特の世界観は日本のみならず海外でも非常に高い評価を受けている。
作曲・アレンジャーとしても活躍し多数のアーティスト作品に参加。2015 年より NHK E テレの音楽教育番組『ムジカ・ピッコリーノ』にレギュラー出演、体当たりな演技と演奏が好評を博す。
textur3 2024-2026